た。しかし、そのスマートさゆえに、悪天候下に使用するには少し華著なような感じをうけた。最新手法による設計、各種実験に基づいて計画されているので耐力は十分確保されているであろうが、実際の高潮時にどのような挙動を示すのか大変興味深い。 現在ゲートの閉鎖は8年に1度程度と想定されているが、50年先には温暖化による水位上昇で3年に1度程度になると予想されている。将来、この防潮ゲートは市民にとって今考えている以上に身近な存在になっていくと思われる。 視察を行った時は竣工間近であり、1997年4月に試験を行った後に正式に稼動できる体制になるとのことである。
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